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フォルクスワーゲン、米国でディーゼル車販売終了、SUV・EVへシフト

2016.12.1(Thu) 15:01
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フォルクスワーゲンは米国でのディーゼル車の販売終了を発表した。同社のブランド責任者であるハーバート・ディエス氏は、今後、米国ではスポーツ用多目的車(SUV)や電気自動車(EV)の生産に専念すると述べた。

ディーゼル車の販売をやめるという決定の背景には、フォルクスワーゲンが数百万件の訴訟に悩まされているということがある。同社は、ディーゼル車の排出テストで不正を行ったというスキャンダルで、国際的な注目を集めた。わずか1年ほどの間に、すでに1100万台の車に排ガス不正があったと明らかになっている。

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米国でのブランド総販売台数の4分の1がディーゼル車であるフォルクスワーゲンは、この問題で大きな打撃を受けた。裁判での判決を受け、フォルクスワーゲンは顧客に総額数十億ドルにも及ぶ補償金を支払うこととなった。

デイリー・メール・オンラインによると、欧州市場では、フォルクスワーゲンはディーゼル車の販売を継続するという。ロンドンのサディク・カーン市長は、最近、同社に対し排ガス不正問題の影響を受けた住民への払い戻しを求めた。ロンドンの渋滞緩和策として導入している渋滞税の税収は250万ポンドと見積もられているが、この「スキャンダル」だけで、フォルクスワーゲンは47億ポンドを支払った。

フォルクスワーゲンは、こうした「落とし穴」から業績を回復させるため、米国ではSUVとEVの生産に重点をおく方針だ。先週、米国市場向けに催されたロサンゼルス・オートショーにアトラスSUVを展示した。これは、米国で同ブランドを復活させるためのディエスCEOによるeモビリティ・キャンペーンの一環だ。

ザ・ハミルトン・スペクテイターの報道によると、フォルクスワーゲンは2020年までに19モデルのSUVを揃え、2025年までに100万台の電気自動車を売り上げることを目標としている。
この目標を達成するために、フォルクスワーゲンは3万人の雇用削減を発表している。

※この記事はAuto World Newsの記事を翻訳・編集したものです。

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