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トヨタグループのプチバン4兄弟はソリオを越えたのか?

2016.11.16(Wed) 18:17
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11月9日に発売されたダイハツのトールとそのOEM供給車両のトヨタルーミー/タンクとスバルジャスティは、これまでスズキのソリオがつくり上げ独占してきた"プチバン"と呼ばれ、コンパクトミニバンよりもさらに小型の背が高く両側スライドドアを備えるクラスだ。丁度軽ハイトールワゴンの「タント」や「スペーシア」を一回り大きくして1.0Lの「パッソ」のエンジンを採用した感じだ。

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トールとそのOEM車はソリオそっくりの外観デザインで、ソリオが早くもマイナーチェンジしたのかと勘違いするほど似ている。コンセプトが同じなので当然なのだが、ミニバンでもここまで同じデザインはないと思う。

ソリオとの違い

それでもソリオより安定感があるように思えるのは、車幅が45mmほど広いからで、これこそがソリオを上回る部分なのだ。室内幅では60mm上回り、見た目以上に広さを感じるだろう。ステップ高や前後の乗員間隔、シートのスライド量も少しずつソリオを上回り、後発ならではの利点を活かしている。

しかし、肝心のエンジンが直列3気筒の1.0Lというのはソリオより100g以上重たいボディにしては非力なのも確か。燃費も24.6kn/lで1.2Lソリオの24.8km/l以下なのは頂けない。しかし新開発の1.0Lターボは燃費はともかくその1.5L並みといわれるトルクは魅力的だ。

トールとOEM車の違い

そしてトールとそのOEM供給車両は複雑で、全てを理解するのは難しい。ベース車のトールとその他のOEM車は同じスペックと価格で、ジャスティ以外はグレード構成も同じだ。

まずベース車はタダイハツのトールで、標準車とカスタムという軽自動車でおなじみのフェイス違いになっていてこれが基本。このェイスの違いをひっくりかえしたのがOEM車で、グレードが全てスマートアシスト付きになっている点もトールと異なる。

トヨタだけ特別な設定に 

トヨタ向けはチャネル別にルーミーとタンクの2車が供給され、トヨタ店とカローラ店ではルーミー、トヨペット店とネッツ店ではタンクが取り扱われる。2車はフロントフェイスが異なり、ルーミーは大型でアグレシップなトールカスタム風、タンクはトールの標準車と同じようなフロントフェイスとなっている。それぞれにカスタムが設定されているが、他の兄弟車のような大きなデザイン上の違いはない。 

トヨタに2車供給していることでもわかる通りに、ダイハツが企画・生産していても、販売の主力はトヨタである。目標販売台数もトール1,000台/月、ジャスティ500台/月に対してルーミーとタンクはそれぞれ3,750台/月、合計で7,500台/月とその規模は大きく異なる。

さて、次の車に"プチバン"を考えているユーザーにとっては、トールとその兄弟車種とソリオ、どれが魅了的にうつるだろうか。

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