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トヨタ、燃料電池自動車「ミライ」をノルウェーで初納車

2016.6.21(Tue) 18:38
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トヨタ自動車は20日(現地時間)、Uno-X Hydrogenに、ノルウェーでは初となる燃料電池自動車「ミライ(MIRAI)」の納車を行ったと発表した。Uno-X Hydrogenは、2020年までにノルウェーで20箇所の水素ステーションネットワーク構築を計画している。

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日本語の「未来」を意味するミライは、量産車としては世界初となるセダン型の燃料電池自動車。車両の動力は、空気から取り入れた酸素とタンク内の水素を反応させて生成する「燃料電池」で、水蒸気以外の排出ガスを出さない。

Uno-X Hydrogenが計画している20ステーションの中で最初のものは、隣接するオフィスビルの屋根に設置されたソーラーパネルで生産された余剰の太陽エネルギーを使用する計画だ。トヨタ・ミライの鍵を受け取った後、Uno-X Hydrogen社のマネージング・ディレクターRoger Hertzenberg氏は、「今日、セロエミッションの新しいトヨタ・ミライを受け取ることに非常に興奮している。Uno-Xは、水素自動車が全ての家庭にとって選択肢となれることに貢献できるように願っている。議会の過半数が水素インフラの支援に合意したことを歓迎しており、これは車両の市場への投入に合わせて、我々がステーション構築を開始できることを意味している」と述べた。

ノルウェー政府は最近、全国的な水素燃料ステーションのネットワーク構築への支援を行うことを決めただけでなく、2025年までに5万台の水素自動車を販売するためのプログラムも開始した。このプログラムにより、ノルウェーでは非常に高額となっている登録税や付加価値税が免除されるなど、燃料電池車の購入がより魅力的なものとしている。さらに、無料の高速道路やフェリー、公共駐車場などにより、ノルウェーでの燃料電池車所有コストも低減されている。

ミライのUno-X Hydrogenへの引渡しに続いて、小規模な式典も行われた。トヨタ・ノルウェーのPR担当ジェネラルマネージャーEspen Olsen氏は「ノルウェー初となるミライを、国内で総合的な水素補給ネットワーク構築に大きく貢献しているUno-X hydrogenに届けられることを嬉しく思う。トヨタは、新車のO2排出量を2050年に(2010年と比べ)90%削減するという、明確な目標を定めてきた。この大胆な目標を達成するために、水素燃料電池車は不可欠であると確信している」と語っている。 

トヨタは20年以上にわたり水素燃料電池技術の研究開発を行っている。その結果生まれたのがトヨタ・ミライであり、3~5分の充填により、最大走行距離550キロメートルを実現したゼロ・エミッション車両だ。2015年に商業化を開始し、これまで、日本、米カリフォルニア州、ドイツ、イギリス、デンマーク、ベルギーで納車されてきた。ノルウェーは欧州では5ヶ国目の導入国となり、今年後半には、オランダとスウェーデンでも納車が予定されている。 

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