Nav
ホーム > エコカー

トヨタ、燃料電池自動車「ミライ」をベルギーで初納車

2016.6.1(Wed) 14:19
  • email

トヨタは5月31日(現地時間)、水素生成技術や水素燃料電池パワーモジュールの大手開発メーカーであるHydrogenics Corporation(ハイドロジェニクス・コーポレーション)に、ベルギーでは初となる燃料電池自動車「ミライ(MIRAI)」の納車を行ったと発表した。

Like Us on Facebook

日本語の「未来」を意味するミライは、量産車としては世界初となるセダン型の燃料電池自動車だ。車両の動力は、空気から取り入れた酸素とタンク内の水素を反応させて生成する「燃料電池」で、水蒸気以外の排出ガスを出さない。

ミライの鍵を受け取ったハイドロジェニクス・ベルギーのマネージング・ディレクターFilip Smeets氏は、「再生可能な水素分野での先駆的企業として、我々はベルギーでのトヨタ・ミライの最初の顧客となれることを喜ばしく思う。走行距離の拡大や、充填時間の短縮により、当社は水素移動が最も魅力的なグリーン移動手段の選択肢となることを確信している。我々は、ベルギー、そしてヨーロッパ全土で、電量電池所有者の充填を用意図するため、現在水素燃料補給のインフラ構築を積極的に準備している。気候変動への影響を軽減するため、皆さんがアクションをとるための助けとなることを目指している」とコメントしている。

フランダース政府は、2020年までに地域内で20の公共水素ステーションを開設するために支援することを約束している。これにより、フランダース地方の住民は、半径25キロメートル以内で水素ステーションへのアクセスが可能となる。バッテリー電気自動車と同様、水素燃料電池車はフランダースでの登録料と交通税が免除されている。

トヨタは20年以上にわたり水素燃料電池技術の研究開発を行っている。その結果生まれたのがトヨタ・ミライであり、3~5分の充填により、最大走行距離550キロメートルを実現したゼロ・エミッション車両だ。2015年に商業化を開始し、これまで、日本、米カリフォルニア州、ドイツ、イギリス、デンマークで納車されてきた。ベルギーは欧州では4ヶ国目の導入国となり、2016年4月には同国初の公共水素ステーションが開設されている。

ハイドロジェニクス社へのミライ納車に引き続き、小規模な記念式典が開催された。トヨタ・ベルギーのマーケティング・ディレクターDavid Willems氏は式典で、「ベルギーで初のミライを、水素技術のリーディングカンパニーであるハイドロジェニクス社に納入できることを嬉しく思う。トヨタは、新車のO2排出量を2050年に(2010年と比べ)90%削減するという、明確な目標を定めてきた。この大胆な目標を達成するために、水素燃料電池車は不可欠であると確信している」と語っている。 

Copyright ⓒ 2017 Auto World News All rights reserved.

関連記事

最新ニュース

もっと見る