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米GM、自動運転システム開発のベンチャーを買収、1100億円超

2016.3.27(Sun) 22:39
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米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、自動運転システムを開発する新興企業クルーズ・オートメーション(Cruise Automation)を買収した。米ウォールストリートジャーナル紙によると、3月11日に発表されたこの企業買収の買収額は10億ドル(約1130億円ドル)超となり、米自動車メーカーのハイテク企業買収としては過去最大級になるという。

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クルーズ・オートメーションは2014年6月に半自動運転システム「Cruise RP-1」を1万ドル(約113万円)で発売。Cruise RP-1は、自動車の屋根に搭載されたカメラやレーダー、センサーにより車間距離などを判断して自動運転を行い、自動運転ができない道路に近づくと音声とランプでマニュアル運転へと注意を促す仕組みだ。

車体の屋根に装置を載せるのはグーグルの自動運転システムと同様だが、グーグルのシステムと比較するとコストを抑えておりより低価格で販売できる。一方、運転中はドライバーが運転席に座っている必要があるため、グーグルが目指すような完全自動運転というより、渋滞時や高速道路での運転時に利用できるシステムのようだ。

発売時点で搭載できたのは、2012年以降に販売されたアウディA4/S4モデルに限定されていた。また、アメリカの公道で自動運転自動車を走らせることができるのも、現時点では2013年1月から公道で自動運転の走行が認められいるカリフォルニア州のベイエリアにあるハイウェイのみだ。

クルーズ・オートメーションは2013年10月にサンフランシスコで創業したベンチャー企業。創業者のカイル・ボークト氏はアメリカのiRobotでインターンを経てパナソニックの研究所で働いた経歴を持つ人物だ。その後「Justin.tv」や「Twitch」などの事業を起こしクルーズ・オートメーションを創業、カリフォルニア州のマウンテンビューにあるベンチャーキャピタル「Y Combinator」から投資を受けていた。

Cruise RP-1と同じような自動運転システムは、日産自動車やフォードなど他の大手自動車メーカーも実用化に向けて取り組んでおり、今回のGMの大型買収により、今後も開発競争は進みそうだ。

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