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アップルがEVを開発中との報道、数百人規模のチーム結成 車型はミニバンか

2015.2.14(Sat) 19:26
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米アップルが電気自動車(EV)の開発を進めているようだ。「アップルが自動車事業に参入する」という噂は最近頻繁に流れているが、今回、そのプロジェクトの詳細が米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道により明らかになった。

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WSJによると、アップルは現在、数百人規模のチームを結成し、AppleブランドのEVの開発に極秘で取り組んでいるという。プロジェクトのコードネームは「Titan(タイタン)」で、開発中のEVの車型はミニバンだという。

EV開発チームを率いているのはiPod/iPhoneの製品デザイン部門の統括責任者であるSteve Zadesky氏。Zadesky氏は以前、米自動車大手フォードでエンジニアだった経歴を持つ。WSJは、「アップルのティム・クックCEOは1年前にEV開発プロジェクトを許可した」と報じており、かなり以前からアップルがEV開発に向けて動いていたことが判明した。

WSJによると、Zadesky氏は1000人規模のチームを作る権限を与えられており、アップル内のあらゆる部署から人材をかき集めているという。さらに、アップルは外部からも自動車開発に必要な人材を獲得している様子。

今回、英ファイナンシャル・タイムズの報道により、アップルがメルセデス・ベンツの北米研究開発(R&D)会社の前社長兼CEOであるJohann Jungwirth氏を2014年9月時点で獲得していたことが判明。LinkedIn(リンクトイン)によると、Jungwirth氏の現在のアップルでの役職は、Macのシステム部門のディレクターだが、報道によると、同氏はアップルが新しく設置した秘密の“研究開発部署”で働いている可能性があるという。その新しい“研究開発部署”とは、WSJが指摘するEV開発プロジェクト部門に他ならないだろう。

WSJは、EV開発研究所の場所についても言及しており、それはアップルのクパチーノ本社から数マイル離れたところにあるという。そこでは、ロボットや金属や材料など、自動車作りに関係のある研究者たちが働いているという。

今回のWSJの報道は、最近多くのメディアが取り上げているアップルに関する噂と合致する。噂によると、アップルは自動車事業に参入するために、同じくシリコンバレーに拠点を置く米電気自動車メーカーのテスラ・モーターズから有能な人材を引き抜いているという。アップルは少なくとも50人程度をテスラから引き抜いたという情報があり、そのほとんどが、メカニックやエンジニア、製造担当者、ロボット工学の専門家など、自動車の開発に必要な人材ばかりだという。また、「アップルはテスラに競争を仕掛けようとしている」というアップル社員の証言もある。

さらに、先日、アップルがリースしたと噂されている、屋根に複数のカメラを搭載した黒のミニバンの目撃情報がネット上に広まったが、これは「アップルが開発しているEVの車型はミニバン」という今回のWSJの報道と合致している。つまり、謎の黒のミニバンは、アップルがEV開発の一環として何らかのデータを得るために走らせていたものである可能性が高い。そして、カメラを搭載していたということは、それは“自動運転車”の開発に向けた実験車両である可能性が高い。

これらの情報をつなげると、アップルは今、同社オリジナルのEVを開発中であり、しかもそれは自動運転車だと推測することができる。これが事実なら、アップルのライバルである米Googleがすでに着手している自動運転EV開発プロジェクトと内容が同じであり、アップルはGoogleを追いかけるかたちとなる。アップルとGoogleの今後の動きから目が離せない。

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